エゼキエル書

旧約聖書の三大預言書のひとつ“エゼキエル書”(画像元:wiki)というものがあります。
その中に“天使”が登場するのですが、宇宙人やUFOに関連するような記述がたくさんあるのです。

まず、その“天使”ですが、“ケルビム”もしくは“ヘルヴィム”、“ヘルワィム”、“ヘルウィム”と呼ばれ、日本語では“智天使(ちてんし)”と呼ばれています。
その姿は、エゼキエル書10章21節などにこう書かれています。

  • それは人間のようなもので、それぞれ四つの顔を持ち、四つの翼をおびていた
  • その顔は“人間の顔のようであり、右に獅子の顔、左に牛の顔、後ろに鷲の顔”を持っていた
  • 生き物のかたわらには車輪があって、それは車輪の中にもうひとつの車輪があるかのようで、それによってこの生き物はどの方向にも速やかに移動することができた。
  • ケルビムの“全身、すなわち背中、両手、翼と車輪には、一面に目がつけられていた
  • ケルビムの一対の翼は大空にまっすぐ伸びて互いにふれ合い、他の一対の翼が体をおおっていた
  • ケルビムにはその翼の下に、人間の手の手の形がみえていた

中世の絵画に書かれたケルビム(画像元:wiki)がこれです。

ケルビム

ここで注目すべきは、顔は我々“人間”に近かったというもの。

以前からオカルトまとめでは、人間は宇宙人の遺伝子操作によって創られたのではないか?という事を考察し続けていますが、ケルビムはもしかしたら神(宇宙人)が作った人類以前の遺伝子操作のにより生まれた生物だったのではないでしょうか??
旧約聖書では、多くの神々はほぼ我々人類と似た姿をしています。
ケルビムに関しては、顔だけは人類にも神にも似ているが身体が少し異なります。
遺伝子操作によって作られたのであれば、人類を作る試験段階で生まれた可能性もありますが、旧約聖書の中で書かれる天使の中で、ケルビムは位が高く第二位。
つまり、かなり地位が上の存在なので、人類の試作ではなく、何か特別な“用途”の為に創られた気がします。


そして、ケルビムと一緒に描かれる“車輪”が更に謎を呼びます。
この“車輪”は自由自在に瞬時に動くことが出来、ケルビムを自由に移動させるものであったと書かれています。
つまり、この“車輪”こそUFOであったのではないでしょうか?

実は、このケルビムの車輪ですが、“車輪だけ”描かれることが多いのです。
17世紀のフランスのコインだったり、絵画だったりと、なぜか車輪のみ単独で描かれるのです。
それはまるで“UFO”だと言わんばかりに、全て上空に当たる位置に描かれるのです。

車輪
画像元:Openminds.tv

17世紀のフランスのコイン
画像元:Openminds.tv

どうみても円形のドーム型UFOに見えます。

当時はUFOなんて言葉はありません。
旧約聖書などに書かれる“文字”は誰にでもわかるように書かれているので、象徴的な言葉を使うことがほとんど。
ケルビムの移動に使われたこの車輪も当時の人々にイメージが伝わるように“車輪”と伝えられただけで、実際は現代の言葉で言うと“UFO”を指している可能性もあるのです。

なぜこうも車輪だけが単独で描かれるのか?
ケルビムとは何者か?

旧約聖書は“神”が残した人類の起源を示す記録であり、神である宇宙人とその乗り物や遺伝子操作によって創られた我々人類やケルビムのような別種の生き物などを現代に伝えるもののひとつなのかもしれません。