マジリス・アル・ジン

イスラム教の「コーラン」やアラビアンナイトにも登場する数千年前に栄え、そして滅びた謎の古代都市ウバール。
多くの研究者がウバールを探し求め続けたが見つけれずいたところに、1990年代、NASAの衛星がレーダーの追跡調査で謎だったウバール発見へと至り、その遺跡と謎を更に深めることになった大きな巨大洞窟が発見されたのです。
出典:en.wikipedia.org


神アッラーの怒りに触れ消滅した古代都市ウバール。

イスラム教は、アッラーを神とする一神教です。
その絶対的な存在のアッラーの怒りに触れることになった強欲に見を宿した古代ウバールの人々。
そして、それを物語として語り継いだアラビアンナイト。

史実でも、紀元前300年頃、確かに古代アラビアの交易の拠点として確かに記録に残っており栄えていたウバールが何故突如消滅してしまったのか謎でした。
それ故、多くの研究者が謎の失われた古代都市を長年探し求めていたのです。


科学の叡智がウバールを発見する

宇宙からの探索。
NASAの協力により、広大な砂漠に交易路だったであろう「道」を発見することができました。
そして、その道を辿ったその先に、古代ウバールの人々のいた痕跡である要塞の跡、陶器の破片や、乳香の香炉が発見されたのです。


なぜ、ウバールは消失したのか?

アッラーの怒り、これはいったいどういう意味だったのか?
古代の人々は、自然災害を神の怒りと捉えていた傾向がイスラム教以外の他宗教や自然信仰に数多く残っています。
ウバールも同じく、神の怒り=自然の脅威により消失した可能性が見えてきたのです。


古代都市も自然の脅威には勝てなかった。

ウバール
出典:en.wikipedia.org

発掘調査で明らかになった事、それは、発見された要塞の下に巨大な石灰石洞窟「マジリス・アル・ジン(Majlis al Jinn)」が発見されたことです。
つまり、ウバールこの地下の洞窟空間へと崩れ落ちて消失してしまい、歴史から忽然と「消失」していたのです。


数千年間消えて見つからなかった幻の都が科学力により、その存在を証明されウバールという古代都市発見へとつながった。
とてもすごいことです。
今、更なる研究が進めれれており、どんどんウバールの文明と人々の暮らしが解明されようとしています。
少しずつ、遺跡から古代の人類の姿が見えていく考古学と、それを援護する現代テクノロジーにまだ見ぬ他の古代文明発見を期待してしまいます。