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管理人が、また馬鹿なことを・・・というテーマですが、真剣に“思念”のような“意識”のような宇宙人の存在について、大好きなアニメ“涼宮ハルヒの憂鬱”の宇宙人「情報統合思念体」を題材に考えてみたいと思います。
暇な方はお付き合いください。


実体を持たない宇宙人

宇宙人と“人”がついていますが、これは主要人物である長門有希が、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースという人間とのコミュニケーション用に造られたという点と、宇宙生まれなので、対外的に“涼宮ハルヒの憂鬱”の中で“宇宙人”と表現されています。

「情報統合思念体」とは・・・

全宇宙に広がる情報系の海から発生した、非常に高度な知性を持つ情報生命体。実体を持たないため、いかなる光学的手段でも観測することは不可能。言語を持たず、有機生命体と直接コミュニケーションできないため、長門をはじめとする対人間用インターフェースを派遣した。自律進化を遂げる手がかりとして、ハルヒを観察している。 時空間を超越している存在のため、情報統合思念体やインターフェースたちは、ハルヒが起こすループ現象の影響を受けることはない。作中において事実上最強の存在で、凄まじい情報操作能力を持つが、ハルヒが持っているような無から情報を創造する力はない。『消失』では世界が改変された時にその存在も消滅しているが、最終的に未来から来た長門とその長門と繋がっている情報統合思念体の力によって、改変された世界は本来の姿に戻った。 「統合」思念体といってもその意志は一つではなく、「主流派(中道派)」「急進派」「穏健派」「革新派」「折衷派」などの派閥が存在し、時に対立する。

引用:ja.wikipedia.org


実体がないはありかもしれない。

ダークマター(暗黒物質)は謎の物質ではないかもしれない!?最先端物理学では正体に目星がついているらしい。」でも紹介した暗黒物質は、目には見えませんが存在はしていると言われています。
暗黒と言いつつ、色も光も何もないけど、“在る”
身近な重力だって、目には見えません。
存在を感じることはできますが、それは物質あってのこと。
目には見えず実体はそれ自体からは得れないのです。
ということは、実体がないなんて現代科学と照らし合わせても“アリ”ではないのでしょうか?


そもそも人間の“意識”や“魂”もどこからやってきたのか?

もし、こういう実体のない意識のような思念のようなものがあるとすれば、我々人間の“魂”なんてものも一体なんなのか?というところに疑問が飛び火します。
少し前、脳科学のシンポジウムに管理人行ってきましたが、脳に存在すると言われる人間の“意識”の答えは得られませんでした。
シナプスの伝う電気信号であるのであれば、何故生物のみにそれが“意識”として与えられ(植物もかもしれないですが)“命”を持ち“生きて”いるのか?


もし、生きている意識を持っている状態が電気信号や光としての何かでしかなければ・・・

宇宙全体には、様々な電波が飛び交っています。
光にも種類があり、可視光線から赤外線、ガンマ線など、人が今わかっているだけで様々な種類のものが存在しています。
その中のいくつかが、脳の働きに影響を与えているらしい最新脳科学。
脳が死に、心臓が止まれば人間は死にます。
生きるというものにおいて、それが“魂”の正体であるのなら、ちっぽけな人間に備わる人体の微弱な電流もこの宇宙全体には溢れています。
であれば、宇宙空間そのものが“意識”や“魂”そして、“思考”を持っていても全くおかしくないわけです。
となると、このフィクションの世界の宇宙人「情報統合思念体」も現実に可能性があるのではないか?


でも、疑う。それならば神ではないのか?

もし、私達が想像する神がこの宇宙に存在しているのであれば、それこそ神ではないのか?
神がこの世界に存在していないのであれば、きっとこの宇宙を創ったのだから宇宙の外側にいるのかもしれない。
興味本位で自分が創った宇宙を見に外界に降りてきているのであれば、前者も有り得る。



宇宙人や魂や神の存在など、そもそも一個人で結論づけたりはできませんが、突き詰めて考えていくと本当に今ここで生きている事が奇跡の産物に思えます。
とんでもない一大事件です。
理論においても、証明においてもまず生きている間には答えは得れません。
人間どころか、地球がなくなるか宇宙が消えるかして、そんな答えや存在もなかった事になる日が訪れるかもしれません。
今こうしていることすらもしかしたらただの幻想だという可能性も。

でも、その不思議や謎を考え妄想できる!これこそオカルト的思考の醍醐味であります。
妄想こじらせてすみません。お付き合いどうも有難うございました。