青色発行ダイオード

日本人3名がノーベル賞を受賞して日本中が祝福モードの中ですが、あえて書かせていただきます。
中村修二氏ははたしてノーベル賞をもらうべき人物だったのかを。

出典:ja.wikipedia.org


日本を騒がせた200億円の訴訟とそれを煽るマスコミ

中村氏は「自分一人が開発した青色LEDの技術を日亜化学が横取りした」と主張して日亜化学へ対し、特許の対価への支払いとして200億円という多額の訴訟を起こしました。
当時、管理人も覚えていますが、ひとりの科学者の研究が企業によって利益を奪われた!正当な対価だ!とマスコミが大騒ぎをしながらこの騒動を連日報道していたのです。
ですが、結果は中村氏の敗訴。
理由はなぜかわかりますか?それは、中村氏の主張「青色発光ダイオード(青色LED)は自分一人が開発した」という主張が認められなかったからです。
裁判所は間違った判断をしたのか?
いえ、そうではないのです。
これは“正しい”判断だったのです。


青色LEDは中村氏“1人”の開発の賜物なのか?

結論から言いますと“NO”です。
ここで、是非もし時間があれば皆さんに読んでもらいたい本があります。
発売され、すぐに管理人が手にして考えさせられた本、「青色発光ダイオード 日亜化学と若い技術者たちが創った」この中に理由が詳細に書かれていますが、わかりやすく説明したいと思います。


青色に光る開発までの真実

今世紀中に青色に光らせることはムリなのではないか?そう言われていた青色発光ダイオードの研究。
当時、松下電工工業からの依頼で、同社からの“ガリウムヒ素”の液相結晶成長法の手ほどきを受け、日亜化学が開発に乗り出しました。
開発すると日亜化学が会社として決め、やっとここから中村氏が関わっていきます。
中村氏は、このことについてまるで自分1人がこの研究に着目しスタートを切ったように言いますがそれは真実ではないのです。
そして、研究開発がスタート。
そのメンバーの1人として中村氏は加わります。
そして、世紀の大発明となる青色に光らせる最後の開発のキーポイントだった「p型化」という当時の未知の技術開発、これに中村氏は一切加わることなく、他の日亜化学の技術者がこれを成功させ、「青色」の光が生まれたのです。
では、その間中村氏は何をしていたのでしょうか?


研究成果を論文として独り占めし、世界各国へ巡業。

世紀の大発見を論文として発表して行きますが、どの研究成果も他の日亜化学の技術者達の成果であり、寛大な日亜化学の応援もあり、中村氏は世界各国に講演をしに飛び回ります。
そしてまるで自分一人で開発したかのように振る舞うようになるのです。
日亜化学を中村氏が退社する前約5年間は多い年で年間150日は世界を飛び回る生活であり、その間、青色LEDの商品化に取り組んでいた他の技術者のように研究にはほぼ関わることはなかったのです。
そして、その成果を独り占めした結果、中村氏はカルフォルニア大学の教授職を手に入れることになるのです。


訴訟、金ではないは嘘。米国企業との繋がり。

退社後、自分一人の成果だと主張し、訴訟時に研究者個人の利益を主張し、金ではなく日本の研究者の正当な利益のために闘うようなことを主張していました。
ですが、この中村氏の起こしていた訴訟と平行して、日亜化学と米国のクリー・ライティング社による特許権を巡る訴訟も起きていました。
実は、このクリー社ですが日亜化学のライバル企業であり、中村氏が非常勤研究員として入っていた企業。
そう、わかりやすく言うと、中村氏は、米国のクリー社にうまく口車に乗せられ、魅力的な青色LEDの特許権という巨額な権利を日亜化学から奪い、金のために米国企業へと橋渡しをするつもりだったのです。
しかも、米国企業との繋がりは、日亜化学在籍時からあったということも後にバレるのです。
ここ数年、日本の技術者が韓国や中国に好待遇で迎えられ、技術だけ吸い取られ用済みになれば捨てられる事が騒がれましたが、正にその先陣を切っていたのが中村氏だったわけです。
日亜化学にいた間、中村氏が正当な報酬を得ていなかったのか?これに関しても、調べていくと彼はちゃんと日亜化学から高額な報酬を得ており、退社時には日亜化学側と青色LEDの開発に関わる技術漏洩の秘密保持契約書にサインをし6000万円の特別退職金も得ていたのです。
それに加え、正確な事実とし、中村氏1人の成果で青色に光ったわけではないことが裁判で明らかになり、当然中村氏は敗訴するのです。
マスコミに大バッシングを受けても、当時沈黙を守りぬいた日亜化学の辛さは半端無かったと思います。


日亜化学批判から一転、和解を求めるが拒否される。

そして、訴訟額が当初数十億だったものがどんどん膨れ上がり最終的に200億円へ。
金額が巨額なことからもマスコミが騒ぎ、各報道機関で中村氏は権利を主張します。
その間、日亜化学は沈黙を守りぬきます。
そして、少しづつ中村氏の主張にボロが出だし、日亜化学を大批判していたのが、一転、まずいと思ったのか途中から、研究に着手させてくれた日亜化学の小川社長に感謝をしていると言い出し和解を求めだすのです。
もちろん、日亜化学側はこれを拒否。
結果、ノーベル賞を受賞した今でも和解はかなっていません。


日本の国益と技術者の権利

先にも書きましたが、お金に目が眩み海外へ技術漏洩する事件が後を絶ちません。
企業という枠の中での権利や利益だけではなく、それは日本という国の国益まで侵害するのです。
経済に無知ゆえに、入れ知恵をされ、日本人の研究者がこういった世界の経済のシステムに翻弄され、騙されたとも知らず、国益に関わる情報を漏洩してしまうなんておかしな話です。
研究者は基本的にどこかの企業に所属し、技術を開発する過程で、企業はそのために莫大な研究費用を用意し、その研究が失敗しても目が出なくても技術者を大事にしているものです。
成功すれば多くの企業が研究チームのメンバー個人個人に対してきちんと見合う報酬を用意します。
これは当たり前のことで、当然中村氏も日亜化学から高待遇を受けていました。
研究者の成果は企業の提供する基盤があってこそ。
何が真実なのかはいずれ白日のもととなるのです。


以上のことからも、今回のノーベル賞受賞に関して、中村氏に対してだけは管理人は嫌悪感しか抱けないのです。
日本が祝福ムードの中、このような記事を書いてすみません。
気分を害された方もいると思います。
過去、かのアインシュタインを含め多くの物理学者が栄誉在るノーベル物理学賞を受賞してきましたが、今回中村氏は本当に受賞すべき人物足りたのか疑問しか残らないのです。

ケインの予知夢のお内裏様の『ブルーはダメ』はもしや・・・

この本「青色発光ダイオード 日亜化学と若い技術者たちが創った」はamazonだと中古で40円から、多分ブックオフで200円くらいで売っていると思います。
是非、一度手にとって本当にあった事実を見極めてほしいと思います。