宇宙

理論的にあると言われており、それがないと我々が存在できないと言われている謎のダークマター(暗黒物質)ですが、実は理論的にはこれかもしれない!という物質に目星が付いているらしいのです。


最新の物理理論を聴いてきた!

先日、管理人、東京大学21 KOMCEE Westで開催された第11回 Kavli IPMU/ICRR合同一般講演会「宇宙を捉える-暗黒物質の正体に迫る-」という講演を聴いてきました。
実験の山下雅樹先生と、理論の松本重貴先生。

理論で予言し、実験で証明する

この理論屋さんと実験屋さんのお二人の物理学者の先生がそれぞれ教えてくれたダークマター(暗黒物質)の最新理論がワクワクしてとてもおもしろかったです。

Link:www.ipmu.jp


素粒子の対になる何か。

わかりやすく言うと、「+」の対が「-」であるようなもので、“超対称性理論”と呼ばれる理論で謎と言われているダークマター(暗黒物質)を予言できるそうです。
人類がわかっている一番最小のものが“素粒子”。
ノーベル賞で話題のニュートリノやヒッグス粒子などが素粒子です。
その素粒子たちも、数式から導き出されるこの理論で突き詰めていくと、対になるまだ見つかっていない理論上の“素粒子”がある可能性があるそうです。
素粒子が「+」であるなら対になる「-」の素粒子がある、みたいな。

しかも、その対の素粒子の中の3つがダークマター(暗黒物質)なんじゃないか?という事がわかってきているようで、それが証明されればダークマター(暗黒物質)は謎でなくなる可能性が見えてきているらしいのです。


既にその証明にとりかかっている。

世界中の多くの機関で、ダークマター証明の実験が行われ、我が日本では、XMASS(エックスマス)実験という実験で、液体キセノンを使って、ダークマターを直接探索しています。
もうあるだろうなーの数式上の理論ではなく、その“存在証明”へととりかかっているのです。



テクノロジーの進歩で、理論から予言が実験という証明へ答えを求めやすくなっています。
今回、管理人が行った講演のように、一般の人々でもその謎を専門家から教えてもらえる機会も増えています。
人間というか、宇宙の、この世界の存在証明。
今ここに生きている不思議もいつか謎が解ける日が来るかもしれません。