地獄の法廷を描いた中国の仏画

前に「日本の“地獄”がヤバすぎる!!罪を償って転生できる頃には地球は既に消滅してる・・・。」で紹介した通り、日本の地獄はかなり恐ろしい場所。 
人間ですから、ちょっとした嘘を付いてしまったりと、罪を何かしら人は持っています。

そんな地獄に行った時に、閻魔様に“罪を軽減”してもらえるアイテムがあったのです。
それは、“御朱印(ごしゅいん)”というもの。


御朱印とは、神社や寺院に行った時に、その神社の名前や印章なんかを押して頂くことで、日本中の神社などで300円~500円くらいで御朱印帳に御朱印を頂くことができます。

洛陽三十三所観音霊場大蓮寺 (京都市)の御朱印

記念スタンプとは違います。
御朱印は、元々は寺社に写経を納めた際の受付印であったとする説があるほどありがたいもの。
いろいろな神社に訪れて、その際、御朱印を納めた御朱印帳を亡くなった際に棺桶に一緒に入れると、閻魔様に罪を軽減していただけるそうです。

彼岸へ行くときはお金は役に立ちませんからね。。

でも、罪を軽減するだけではなく、御朱印自体、お参りした神社の御本尊様の分身と言われるくらいのものであり、お守りの代わりとしても良いくらいありがたーい代物です。
日本人として、1冊は自分の御朱印帳を持って、御朱印を頂いて置くのも良いかもしれませんね。