酸性雨今だはっきりと解明されていない恐竜の大量絶滅。

その原因の主たるものが“酸性雨(酸性雨を浴びた木々 画像元:wiki)”だったというのです。
一時期、環境問題でも話題になった “酸性雨”.

あの恐竜を絶滅に追い込むまでの脅威なのでしょうか??

 
3月9日に、英科学誌ネイチャージオサイエンス電子版で、千葉工業大などの研究チームが発表しました。

ユカタン半島のクレーターと同じ成分の硫酸塩岩に、レーザー銃で秒速15~20キロに加速した金属を打ち込み、隕石の衝突を再現。放出されたガスを分析した結果、短期間に強い酸性の雨を降らせる三酸化硫黄が多く発生した

引用元:http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2014/03/10/03rain/ 

この酸性雨ですが、一般的には、文明の進歩によってもたらされた大気汚染の環境問題のひとつ、という認識ではないでしょうか?
1980年代~90年代に特にメディアでよく問題として取り上げられていましたが、最近はめっきりメディアで聞くことも少なくなっています。
なので、現在でもある大気汚染の一種ですが、我々人間含め生物が死滅するくらいまで深刻化していない事もあり、あの恐竜が・・・と少しビックリしてしまいます。

では、そもそも酸性雨の影響ってどんなものなのか?

  • 鉄を腐食させる
  • 植物が枯死
  • 魚は死滅

と、まぁ、かなり悪いものではあります。
ですが、全て長期間浴び続けた結果。

今回発表された酸性雨、これは、数時間集中的に信じられない量が降ったことで恐竜の時代の生態系全てに深刻な影響を与えたようです。

特に多く含まれていたと書かれている三酸化硫黄は、人体だと呼吸系に多大な影響を与えるとか。
恐竜も息苦しい中息絶えてしまったのかもしれません。

今まで、の絶滅説にはなかった新説。
これがもしかすると真実なのかもしれませんね。