ゴキブリ筆者も嫌いなあの生物。

2008年に欧州宇宙機関(ESA)とロシア宇宙局が共同で打ち上げた宇宙実験衛星「Foton-M3」で12日間に渡る宇宙線の影響を調べる実験である衝撃の結果がでたそうです。

その生物とは・・・ 
それは、「ゴキブリ」です。

ゴキブリと言えば、その繁殖力もすごくどこでも行きていけるとんでもない昆虫の一種。
家に1匹でもいたらアウトなやつです。

そのゴキブリを宇宙空間で過ごさせ、地球に帰還。
その中の“宇宙空間で受精したメス”から生まれた言わば“宇宙産”のゴキブリを地球でその成長過程を調べるととんでもないことが!!

  • 成長が早くなる
  • めちゃくちゃ活動的になる

まさかのレベルアップです。

宇宙線といえば、人体に悪影響を与えるものですが、ゴキブリには効かないのかパワーアップさせるなんて・・・
環境提供能力が元々高いゴキブリですが、まさか宇宙でもその能力発揮だとは・・・

しかも、「ロシアの実験衛星に乗ったネズミ達の大半が死亡。スナネズミは機器の不具合で全滅。」という記事でも紹介しましたが、小動物などの小さい生き物はこの宇宙線の影響で生きて帰還できるのも今のところも非常に難しいのです。
この2008年の実験でも、ゴキブリ以外に様々な小動物やバクテリアが同乗していましたが大半は生きたまま地球へ帰還できなかったそうです。
地球へ帰還できただけでもすごいのに、繁殖活動までして更にパワーアップとかすごすぎます。

さすがというか、なんというか・・・
将来絶対に宇宙へ連れて行ってはいけない生物ナンバー1ですね!!