ミイラ②1999年にアルゼンチンのジュジャイジャコ火山山頂で見つかり話題になった少女のミイラから彼女が生贄になる前の生活がわかったようです。

見つかったミイラは状態の良い少女のミイラを含め子供3人。
インカ帝国時代に生贄になった子供達です。

 
イギリスのブラッドフォード大学のアンドリュー・ウィルソン氏が行った生化学分析で死ぬまでの2年間の生活の様子が少女のミイラの毛髪からわかりました。
 
ミイラ①

髪の毛からわかっったのは、

  • 死ぬ1年前から彼女の生活は劇的に変わった
  • それまで貧しかった食生活が栄養価の高い食生活になった
  • 死ぬ前の1年間はコカを大量に与えられていた
  • 死ぬ数週間前からは大量のアルコールも与えられていた

山頂で見つかった時、彼女の口にはコカの葉があったらしく、アルコールとコカで意識が朦朧とした中、生贄として捧げられたらしい。

生贄として選ばれた事は、当時とても名誉なことだったのか?それとも何だかの事情で仕方なく生贄になったのかはわかりませんが、インカ帝国時代にこういった生贄は今回の彼女たち以外にもケースがあったはずです。
ですが、今回の発見で、生贄になった子供達は非常に良い扱いを受けていたようです。

記事参照元:毎日jp