イスラエル日本人のルーツはどこからなのか?

一部の学者によって唱えられている説がある 。
それは、日本人のルーツは古代イスラエルであると!

日本文化の ユダヤ起源説または日ユ同祖論とも呼ばれるこの説についてまとめてみます。
 

まず、 “イスラエルの失われた10支族”とは何なのか?
ここを語るには、紀元前まで話しが遡ります。

紀元前17世紀頃、旧約聖書のアブラハムの孫であったとされるヤコブの息子が12人いました。
この12人の息子たちを祖先とする人々が“イスラエル12支族” と呼ばれました。

イスラエル12支族
  1. アシェル族
  2. エフライム族
  3. ガド族
  4. ベニヤミン族
  5. イッサカル族
  6. ルベン族
  7. マナセ族
  8. ダン族
  9. ナフタリ族
  10. ゼブルン族
  11. ユダ族
  12. シメオン族

 ヤコブがエジプトへ移住したころで、その後子孫達は400年もの間、エジプトの奴隷となります。
そして、紀元前13世紀ごろ、モーセが彼らをエジプトから連れ出し、ダビデ王の時代(紀元前1004年~紀元前965年)一帯を征服し、彼ら12支族がイスラエル王国を作ります。
ソロモン王が亡くなった紀元前930年頃、12支族は分裂し、追われたそのうちの10支族の行方がわからなくなりました。

これが、いわゆる“イスラエルの失われた10支族(10部族と呼ばれることもある)”です。


この10支族の内、エフライム族こそ日本人の先祖であるという説があるのです。

なぜそもそもそういった説がでてきたかは、日本とイスラエルに多くの類似点があったから。

  • 日本の天皇家の菊の紋章が古代イスラエルの遺跡の壁にある
  • 伊勢神宮の灯籠にユダヤの印であるダビデ(星)のマークがある
  • 日本のお神輿がイスラエル神殿の“契約の箱”と形がそっくりである
  • 日本に伝わる古くからの祭りが古代イスラエルの祭りに似ている
  • 古代日本にいるはずのない獅子(ライオン)の像が神社にあり、古代イスラエルの神殿にも獅子の像がある
  • 神社の神官の着る服が古代イスラエルの祭司のものと似ている
  • 645年の大化の改新の身内の揉め事の内容が旧約聖書内の身内揉めの内容と酷似している
  • 日本もユダヤも水や塩で清める風習がある 等

他にもあるのだが、非常に似ているのである。

それに加え、行方の分からない“イスラエルの失われた10支族”の話しが伝わり、エフライム族が大陸を渡り、日本に根付き文化を育んできたではないか?と言われているのである。

我々日本人の顔立ちは、周辺のアジア諸国に比べて多種性がある。
周辺国に比べてどちらかと言うと顔が濃かったり。
もしかすると、日本人の一部は本当に古代イスラエル人の子孫なのかもしれない。