神秘

巫(かんなぎ)とは、神に仕え、神の神意を人々に伝えるとされる神がかりな力を持ったとされた存在。
今の沖縄、琉球にも巫(かんなぎ)は存在し、沖縄の言葉で「ユタ」と呼ばれています。
その「ユタ」が、今だに科学的に解明できない一般人では持ち得ない“力”を持っていたらしいのです。


沖縄の「ユタ」

ユタ
昭和初期のユタ(女性はノロと呼ばれた)出典:ja.wikipedia.org

琉球王国時代、神職を行ったとされており、主に祭祀などを取り仕切っていたらしいのですが、中には霊能力を持った「ユタ」もいたとされています。
意識のない幻覚状態に陥った「ユタ」により、神からの言葉を伝えたとか。
憑依型の“口寄せ”や“神憑り”、“イタコ”のようなもの。
日本本土にも、こういった憑依型の話はよくありますが、琉球の「ユタ」にはひとつだけまだ解明できない謎があるそうです。 


科学的に解明できない謎

脳には、右脳と左脳があります。
主に、右脳は直感、左脳が理論的な役割を持っていますが、「ユタ」の脅威状態の時の脳を調べた結果、右脳と左脳の働きが通常とは異なる反応を示したのだとか。

通常は、理論的な言葉を考え話す時、左脳を使うので、左脳が活発に反応します。
ですが、トランス状態の「ユタ」の脳では、憑依により、神の言葉を“理論的に”考え話しているはずなのに、左脳が活動を停止、その代わり直感的な右脳が活発に反応を示していたらしいのです。
これは、今だになぜこういう結果が出たのか解明されていません。


科学では解明できない謎であり、これはもう霊能力という通常ありえない神秘的な力を授けられた人間がいたとしか思えません。
本当に神が憑依し、意識を乗っ取って神の代弁者の依代となれた「ユタ」は多くはなかったはずですが、本物の“力”を持っていた者が今もいるのかもしれません。