光

SFやアニメでよく出てくる超テクノロジーの未知の力的に使われる“モノポール(磁気単極子、磁気モノポール)”ですが、架空の謎の力ではなく、現実にこの宇宙に存在する可能性があります。


モノポールって何?

最近だと、STEINS;GATE(シュタインズゲート)から9年後の2019年。世界線変動率「1.048596」の世界のアニメ『ROBOTICS;NOTES』(ロボティクス・ノーツ)にも出てきていましたが、単一の磁荷のみを持つ力です。
わかりやすく言うと、磁石は通常必ずN極とS極があります。
必ずあります。
ですが、モノポールは、N極だけ、もしくはS極だけというひとつの磁気だけを持つと言われています。
現在、モノポールはその存在が観測されておらず、それ故、アニメやSFで超テクノロジーのハイテク機器の動力として取り扱われたりしています。


我が日本で“モノポール”の存在を探索する実験が行われている!!

実は、先日ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章先生がニュートリノ振動を発見したのが、岐阜県 神岡鉱山地下1000mに存在した観測装置カミオカンデですが、その後継機である“スーパーカミオカンデ”でこの“モノポール”の観測実験が行われれているのです。
もし観測されれば、間違いなくノーベル賞もの!!
更に、“モノポール”の存在が観測されたら、宇宙の誕生の謎に近づくことにもなります。
佐藤勝彦先生の宇宙が誕生してからビックバンまでに指数関数的に膨張したというインフレーション理論の証拠となるからです。


実は昔から、理論上“存在する”と言われているモノポール。
アニメやSFみたいに超テクノロジーとして使うことはまだ数世紀先になると思われますが、今現在の人類のテクノロージーでモノポールを観測できる可能性は十分あります。
そして、そのモノポールの観測実験が我が日本で今現在行われている!スバラシイです!